EGB-1303ARE + EGBRBTO020Eについて
製品概要
EGB-1303ARE + EGBRBTO020E は、アマダの先進電動サーボ式ベンディング(板金の“曲げ加工”)自動化ロボットシステムです。プレスブレーキ本体(EGB-1303ARE)に、6軸ロボット + ツール自動交換/グリッパー自動切替を備えた「EGBRBTO020E」を統合することで、「板金の曲げ」「工具交換」「ワークの取り出しまで」を一気通貫で自動化 — 人の手による介在を最小限に抑えた“フルオート曲げライン”を構築できます。
このシステムにより、小ロットから量産まで、複雑な形状の板金製品でも高精度・高効率に対応可能です。
主な特徴・メリット
• 高精度かつ高効率 ― 最新サーボ+ロボットで「誰でも/安定」
- EGB-1303ARE は新開発のサーボドライブを採用。従来の油圧式に比べ メンテナンス性向上/油・潤滑コスト削減/環境負荷軽減を実現。
- 加圧能力 1300 kN、オープンハイト 620 mm、ストローク 250 mm と、板厚 0.5〜6.0 mm、最大ワークサイズ 約 800×1000 mm または 500×1200 mm まで対応可能で、幅広い板金材質・形状を扱えます。
- 曲げ精度と安定性を支える「角度センサー (Bi-SⅡ)」や「3指バックゲージ/サイドゲージ」「Z-方向センシング(高さセンシング)」など、最新のサポート機能が充実。これにより、熟練者でなくても安定した高精度曲げ加工が可能です。
• 自動化・省力化 ― ロボットで「曲げ→取り出し」まで無人化
- 6軸ロボット + 台移動軸(トラベル軸)により、パンチング位置の移動や多ステップ曲げ、角度変更など複雑な曲げもロボットが自動で実行します。
- 自動グリッパー交換(Auto Gripper Changer = AGC)と自動工具交換 (ATC) により、ワーク形状や金型の変更にも迅速対応 — 段取り替え時間を大幅短縮できます。
- 独立した自動ローディング & アンローディング装置を選択可能。材料投入〜加工〜取り出しまでワークフローを最適化でき、人手削減・省力化に貢献します。
• 作業性・操作性 ― 「誰でも使える」ための設計
- 新NCコントローラー「AMNC 4ie」を搭載。タッチパネル操作、多言語対応、顔認証/ユーザー認証、足ペダルや音声コマンドなど、操作性・安全性・省力性を考慮。
- 複雑な金型設定や曲げ角度の調整をサポートするガイド機能、ARバックゲージモニター、角度センサーなどにより、オペレーターの経験値に依存せず、安定した高精度加工が可能です。







